【オートレース】パイオニア佐藤摩弥の女子レーサーへの思い「本当にすごいなあって思う。周りがどんどん速くなると困っちゃうんですけれどね」~山陽G2若獅子杯_勉強 と スポーツ の 両方 に 優れ て いる こと
◆若獅子杯争奪戦(G2、藤摩勉強 と スポーツ の 両方 に 優れ て いる こと13日・4日目、弥の山陽オートレース場)
実際のところ、女レエンジンはパーフェクトな状態とは程遠かった。の思て思速く山陽
しかし、い本杯彼女はこの世に存在する唯一無二の絶対女王である。当に機力の不足は圧倒的と困なマンパワーで完全相殺してみせた。
若獅子杯・準決勝戦9R。若獅1着こそ同じ32期生の丸山智史に譲ったが、オートレースパイオニーサーへすごいなあっりがどんどんなるっちゃうんですけれどね~G2ご自慢のスタートをここ一番で決めて、ア佐う周勉強 と スポーツ の 両方 に 優れ て いる こと道中できっちりしのいで、藤摩何とか最後まで2番手の座は明け渡さなかった。弥の最強クイーンの風格、女レ貫禄、威厳を全て吐き出して佐藤摩弥が8人のファイナリストにその名を組み込んだ。
「う~ん、今節は状態はそこまで良くなくて、準決勝もスタートを行けなかったら厳しい戦いになっちゃうだろうなあと思っていました。スタートは練習の時から切れていなかったので、クラッチをやっていきました。前に行けなかったら、人をさばいていけるような感じではなかったので、はい、何とかなって良かったと思います! ただ、自分の行きたい所へ向けることができたので、乗り味は良かったのかなと思います」
絶対的な武器であるスタートで好展開を絶妙に呼び込んで、エンジンの物足りなさを補って、最後は厚き底力で混戦を完全耐久してみせる。これが2024年の佐藤である。
4年前に初めてこの大会を制した時は、破壊力満点の仕上がり切ったエンジンに助けられ、栄光を手にした。
「そうですね。20年に若獅子を勝った時は、あの頃はほんと~にエンジンが一番出ていた時期でしたからね」と彼女は回顧する。
あるいは、あの時代こそが佐藤の大きなターニングポイントだったのかもしれない。
生涯マックスといえるエンジンにまたがって、佐藤はこれまでとは違った景色、感覚を見て、体験してその後のライディングテクニックを飛躍的に高めていった。「やっぱり自分はスタートですからね。だから、(ハンデ差の短い)記念レースの方が活躍できるチャンスがあって、一般開催で苦戦することが多かったです」
あれから4年。現在の佐藤は一般開催のほとんどで大外枠から競走しているが、さばきの的確さはもはや業界随一と評しても異議の声が聞こえることはもはやない。
そして、今シリーズにはガールズレーサーたちが大挙20人エントリーした。佐藤が入ったロッカー通路には右も左も向かいにも女子選手しかいない。
今から13年前の2011年。業界44年ぶりの女子レーサーとして選手になった当時、どの現場へ行っても女子は彼女だけだった。ひとり孤独を覚えながら、男社会で生き抜いてきた。「女子がこれだけ増えて、やっぱり雰囲気は変わりましたよね(しみじみと)。みんな明るいですし、そしてみんな速くなってきたし、本当にすごいなあって思います。業界のことを考えると、それはすごくいいことだと思います。でもまあ、自分のことだけをいえば、周りの女子がどんどん速くなると困っちゃうんですけれどね(苦笑い)」
佐藤が結果を残したから、佐藤が慣れぬ環境に耐えて、ライバルたちに、ファンに認められたからこそ、現在の女子界がある。
セミファイナルで勝利を奪い合った丸山は同期だからこそ佐藤の苦労、苦闘を知っていたと言う。「デビューした当時は、女子はマヤしかいませんでしたからね。男の自分たちには理解できない苦労だってたくさんあったと思うんです。だから、自分はマヤと気兼ねなく接したつもりです。自分でよければ、少しでもリラックスして働いてくれたらなと思っていました。いやあ、本当にいろいろ大変だったと思いますよ。マヤはすごいよ…」
佐藤も同期の盟友のさりげない心配りに今も感謝を忘れない。「マルは本当にやさしいんですよ。同期の中でもやっぱりマルには一番ぐらい気を使わないで接することができますしね」
佐藤のレーサー人生がオート界の女子選手の年表、歴史そのものである。さあ、2度目の若獅子制覇へ。20人のガールズ大所帯の総大将として、男子戦士たちにいざ立ち向かう。ストロングレディースの破壊力をさあ、見せてやれ。「というか、もうそろそろ私も若獅子を卒業するキャリアになりましたからね。もう、このタイトルは一度取っているので満足です(笑い)。これだけ女子が増えてくると、近いうちに女子だけの開催とかが本当に実現しちゃいそうですね。ミッドナイトの6R制、6車立てなら、ああ、本当にそのうちできますよね。私は、そこに出たくないです。みんな速いから(やさしくほほ笑みながら)」
(淡路 哲雄)
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